体操選手紹介

第79回全日本種目別選手権・つり輪結果|1〜3位の演技紹介&選手紹介

第79回全日本体操種目別選手権のつり輪は、「力技の強さ」と「静止の美しさ」が、そのまま得点と順位に反映された決勝となりました。

つり輪は、高難度の技を取り入れた構成にするだけでは勝てず、
・静止技がどれだけ止まるか(揺れないか)
・倒立姿勢がどれだけ美しいか(反りや揺れがないか)
・終末技で着地をまとめ切れるか
といった“完成度の差”がシビアに出る種目です。

この記事では、つり輪の1位〜3位の演技の見どころと、簡単な選手紹介を中心に振り返ります。

1位:金田 希一(相好体操クラブ)

男子つり輪を制したのは、金田 希一選手(相好体操クラブ)
Dスコアは2位の大谷選手に劣るものの、ミスのない演技でEスコアが9.233と非常に高いスコアを獲得し、見事優勝となりました。
静止技の位置の正確さ、見せつけるような静止時間の長さはつり輪の魅力を存分に体現した見事な演技でした。

<ざっくり選手紹介>
金田 希一(相好体操クラブ)
2025年世界選手権代表メンバー
つり輪に圧倒的な実力を持つスペシャリスト

2位:大谷 拓未(日本体育大学)

2位に入ったのは、大谷 拓未選手(日本体育大学)
Dスコア5.500という高難度の演技構成で臨みましたが、中盤やや足先の揺れなどがありEスコアを伸ばしきれなかった印象ですが、着地はピタリと止めて堂々の2位となりました。
まだ大学生ということでこれからの成長が非常に楽しみな選手です!

<ざっくり選手紹介>
大谷 拓未(日本体育大学)
つり輪を得意とするルーキー
世界と戦えるスペシャリストへの成長が期待される

3位:岡 慎之助(徳洲会体操クラブ)

3位は、岡 慎之助選手(徳洲会体操クラブ)が獲得しました。
岡選手は総合力の高い印象が強い選手ですが、つり輪でも武器である美しい実施と安定感で高いEスコアを獲得し、見事3位となりました。
終末技は伸身新月面をピタリと止めるあたりは流石の一言!

<ざっくり選手紹介>
岡 慎之助(徳洲会体操クラブ)
パリ五輪代表メンバーで団体、個人、鉄棒で金メダルを獲得
名実ともに日本のトップジムナスト

つり輪:総括

第79回全日本種目別のつり輪は、つり輪らしく静止技の完成度と実施の安定感、そして着地が順位に直結した決勝となりました。

上位3名はいずれも、
・揺れを最小限に抑える制御力
・静止技を止め切る筋力・技術
・着地まで崩さず止める勝負強さ
を発揮し、種目別選手権にふさわしい表彰台だったと言えます。

今後の選手たちの演技構成の強化と完成度アップがどこまで進むのかにも注目です!

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