体操雑学

日本人の名前がついた技 – 床編 –

新年明けましておめでとうございます!
2022年も楽しく体操について書いていきたいと思います。
今年もよろしくお願いします!!!

体操にはたくさんの技がありますが、その多くには発表者の名前が使われています。
詳細は過去記事を参照ください→《体操雑学》技の名前について

今回は体操の技のなかで日本人の名前が使われている技を紹介します!
昔から日本は体操王国だったので日本人が発表した技はめっちゃあります。
一気に全部は紹介できないので、今回は床に限定していくつかご紹介します。

それでは早速見ていきましょー!

エンドー

後ろとび屈・伸身正面支持臥
鉄棒のオリジナル技でも有名な遠藤幸雄さんが発表したB難度のオリジナル技です!
60年代の床は今のようにタンブリング中心ではなく、
こうした技や捌きをするのが床の主流でしたね。
演技全体が流れるようなテンポで行われる床は「美しい」の一言です✨

ツカハラ

後方かかえ込み2回宙返り1回(半)ひねり
ムーンサルトの生みの親であるレジェンドジムナスト塚原光男さんが発表した技です。
ムーンサルトは鉄棒だけじゃなく、床、つり輪、平行棒とあらゆる種目で使われている超汎用性の高い技ですね。
そんな技を生み出した塚原光男さん、マジすげぇっす✨

シライ/グエン

後方伸身宙返り4回ひねり
跳躍とひねりのバケモノとして記憶に新しい白井健三さんが発表したF難度の大技。
ひねる速度が速すぎて最初に見たときは何回ひねったのかわからなかったです💦
そんな速度でひねって着地するなんてとんでもない技ですね!

シライ2

前方伸身宙返り3回ひねり
これも白井健三さんが発表したF難度の大技。
後方の3回ひねりが全盛のなか、「おれ、前方で3回ひねれますけど」と言わんばかりのオリジナル技!
ひねり王子たる所以を感じる技ですね!

シライ3

後方伸身2回宙返り3回ひねり
白井健三さんのオリジナル技のなかでもっとも難度の高いH難度がついた超大技!
リジョンソンを伸身姿勢で行うという、まさに超人的な跳躍力とひねり感覚をもつ白井選手ならではのオリジナル技です!

まとめ

今日は日本人の名前がついた技の床編をご紹介しました。

・エンドー(後ろとび屈・伸身正面支持臥)
・ツカハラ(後方かかえ込み2回宙返り1回ひねり)
・シライ/グエン(後方伸身宙返り4回ひねり)
・シライ2(前方伸身宙返り3回ひねり)
・シライ3(後方伸身2回宙返り3回ひねり)


日本人の名前が体操界に刻まれているのを見るとなんか嬉しくなりますね!
これからもたくさんの技が発表されることを期待しましょう!

また見にきてくれると嬉しいです!
ありがとうございましたー!!!

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