体操雑学

《体操雑学》1人で8つのメダルが獲れるってほんま?

どうも、管理人のたっくんです!
メダルってカッコいいですよね〜!!
個人的には表彰式でメダルをかけてもらって選手が顔を上げる瞬間にグッときます(泣)

ところで体操では1つの大会で最大8個のメダルを取ることができるって知ってましたか??
今日はそのことについてザックリ解説していきます。

体操の大会は「団体戦」「個人総合」「種目別」の3要素で構成されています。

団体戦

読んで字の如くチームで競いあいます!
東京オリンピックではチームメンバーは4人(橋本、萱、谷川、北園)でしたね。
各チームは4人のメンバー登録をして、各種目3人が演技をします。
そしてその3人の得点がそのままその種目のチーム得点となります。
4-3-3制(よんさんさんせい)とか言われたりします!

大きな大会では団体予選が個人総合、種目別の予選を兼ねていることが多く、ある意味団体予選が一番緊張するかもしれません。

ちなみに以前はもっと多くて6人登録、5人演技、点数の一番低い1人の得点を切り捨てて上位4人の得点がチーム得点だったこともあります。

個人総合

団体予選の上位者+個人出場選手たちが6種目の合計得点で競いあい、「世界で一番体操がうまい人」を決めます!
言わずもがなオールラウンダーであることが求められますが、個人総合のTOP選手たちはそのまま種目別の決勝にも出場していることが多いですね。
団体戦と違って個人同士の勝負ですので、団体戦では見せなかった大技などが見られるチャンスでもあります!
試合が進むにつれて自分の順位、ライバルの順位、残りの種目などから戦略を組み立てていく様子は熱いものがあります!

ちなみに近年は決勝に進めるのは1カ国2名までとなっており、どんなに選手層が厚い国でも表彰台を独占することはできなくなりました。

種目別

男子6種目、女子4種目の各種目のスペシャリストたちによる胸熱イベントです!
予選での各種目の上位8名が選出され、「世界で一番その種目がうまい人」を決めます!

団体には出場していない選手や国、個人総合に出場しない選手でも「この種目だけは譲れねえ!」というスペシャリストたちが見られるので、個人的には種目別が一番興奮します!
ゾンダーランド選手の鉄棒は東京オリンピックで観たかったなぁ〜!!!

予選の得点は関係なく決勝の演技だけで順位が決まるので、一か八かの超大技が見られるチャンスでもあります!

8つのメダル

上記のように団体戦、個人総合、種目別と体操の大会にはこの3部門があるので、男子は種目別の全種目でメダルを取ると団体×1個、個人総合×1個、種目別×6個の計8個のメダルをもらえます!

世界レベルの大会では種目別で全種目メダルを取るというのは超絶ハードル高いので、なかなか実現した選手は少ないですけどね〜。

でも夢があると思いませんか!?

・個人総合ではなくチームに貢献してメダルを獲得する
・オールラウンダーとして個人総合のメダルを獲得する
・得意な種目を磨きまくって種目別でメダルを獲得する

体操には選手の個性に合わせた道がいくつもあるので、得意なことを活かすことでそれぞれに活躍できるんです!
ボクは身体が固くて、特に肩がいくら柔軟しても柔らかくならなかったんです。
でもその欠点を補うために人とは別の演技構成や、技の組み合わせをすることで普通に競えていました。

苦手なことを克服するために努力することはとても大切ですが、得意なことをもっと伸ばしていくこともめちゃくちゃ大切で、ボクは体操からそんなことを学んだ気がします!

まとめ

今日は8つのメダルが取れる体操競技の3つの構成について解説しました!

・体操の大会は「団体」「個人総合」「種目別」の3部門がある
・個人総合はオールラウンダー世界一決定戦
・種目別はその種目の世界一決定戦
・たっくんは肩が固い

また見に来てくれるとうれしいです!
ありがとうございましたー!!

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