体操ルール解説

《体操ルール解説》平均台ってどんな種目?

どうもー!たっくんです!!
今日は女子のドキドキ種目「平均台」をザックリ解説します!

男子禁制の種目だけにいつも以上にザックリになるかもですが、
一緒に学んでいきましょー!!

平均台とは

公園の遊具とかでもたまに見かけるこの平均台ですが、
高さは1.25m、長さは5m、そして幅わずか10cmという
上を歩くだけでもそこそこ恐怖な台の上で演技を行います。

当然ながら超人的なバランス感覚を求められ、
常に落下の危険が伴うハラハラドキドキの種目です!

女子限定の種目になっていて、男子がこの種目をやると考えるとゾっとします。

平均台の採点

平均台の採点も基本的にはD得点とE得点から算出されます。
※D得点とE得点については過去ブログから(D得点とE得点とはなんぞ?

演技時間が決められていて、90秒以内に演技を終えなければいけません。
90秒を超えても失格になるわけではありませんが、
しっかり減点されてしまうので80秒くらいで終わる選手が多いですね!

演技には、歩行や跳躍、ターン、バランス運動、またアクロバットな宙返りなどがあります。
技の難度も重要ですが、跳馬や段違い平行棒などと比べた場合に、
より動きの美しさや優雅さが求められる競技とも言われていますね!

特別要求

平均台の特別要求はこんな感じです。

I:180度開脚(前後/左右)または左右開脚屈伸のリープ、ジャンプ、ホップを1つは含む、少なくとも2つの頃なるダンス系の技からなる組み合わせ
II:ターン
III:1つの空中局面を伴う技を含む、少なくとも2つの技からなるアクロバット系シリーズ
IV:方向の異なるアクロバット系の技
V:終末技

なんのこっちゃさっぱりや!という声が聞こえてきそうですが、
超ザックリ言うと、
I:なんかダンスっぽい動きと開脚したジャンプとかを連続でやってね
II:クルッと回ってな(横向きやで)
III:アクロバット系の技やるんやったら一個は手をつかへんやつ入れてな
IV:後ろ向きだけ、前向きだけじゃなく両方やってな
V:降りてな
って感じです。

うーん、女子選手たちから苦情がきそうな感じしますが…
もっといい表現があったら教えてください!

個人的な推し技

管理人の個人的な平均台の推し技は「アウエルバッハ」です!
通称「逆宙」とも呼ばれる降り技で、
片足で台を踏み切って台の前、または横に降ります。

1997年ローザンヌ世界選手権の女子個人総合優勝のホルキナ選手が
平均台の終末技にアウエルバッハを使っていて、
なんて美しい降り技なんや!」と感動したのを覚えています。

最近は難度的なこともあってあまり使っている選手がいなくて残念…
気になった人は是非Youtubeとかで調べてみてね!

まとめ

今日は女子の平均台についてザックリ解説してきました!

・10cm幅のめちゃ怖種目
・なのにやらなあかんこと割と多め
・特別要求がわかりにくい種目NO.1
・音楽家みたいな響きのアウエルバッハ

また見に来てくれると嬉しいです!
ありがとうございましたー!!

お問い合わせはこちらから