体操ルール解説

《体操ルール解説》女子の床ってどんな種目?

どうもー!たっくんです!!
今日は女子体操の華「床」についてザックリ解説していきます!

跳馬と同じく男女共通種目になっている床ですが、
どんな違いがあるのでしょうか?

今回は女子の床のルールや男子との違い、管理人の推し選手などを解説していきます。
一緒に学んでいきましょー!

女子の「床」とは

12m四方の床(タンブリングバーン)の上で演技を行います。
この床は特殊な作りになっていて、裏側にスプリングコイルやスポンジが付いた板の上に、ウレタンマットとカーペットを敷いて組み立てます。
まあ簡単に言うとめちゃくちゃ跳ねます

女子には音楽がある

女子と男子の床での大きな違いは音楽があることです。
女子はアクロバット系の技以外に音楽に合わせたジャンプやターンを組み合わせて演技を行います。
また音楽に動きが合っていないと減点の対象となるなど女子ならではの減点もあります。

床に使用できる音楽はオーケストラ、ピアノまたはその他の楽器によって録音されたものでなければなりませんが、歌詞が入っていなければ人の声を楽器と同様に使用してもOKです!

床の技

女子の床の特別要求はこちらです。

I:180度の前後、左右開脚または左右開脚屈伸の跳躍技を1つは含む2つの異なるリープまたはホップの直接または間接の組み合わせでの移動
II:ひねり(1回以上のひねり)を伴う宙返り
III:2回宙返り
IV:1つのアクロラインまたは異なるアクロラインでの後方宙返りと前方宙返り

これら4つの演技に組み込むと全部で2.0ポイントがもらえます!
中身としてはまずグループIが長すぎてちょっと何言ってるかわからないですね。
そしてアクロバットに加えてダンスやターンもしなければならないのに、
グループIIとグループIIIがなかなか鬼畜な内容になってます…。
これは特別要求を満たす構成を組めるようになるのに結構苦労しそうですね。

演技の構成について

女子の床は終末技を含む8つの技が難度点(D得点)として認められます
ちなみに8つの技は以下の内容を含まなければなりません。
・3つのダンス系の技
・3つのアクロバット系の技

※残りの2つの技は任意

床では最後のタンブリングで行なった技が終末技と認定されるため、
もしアクロラインが1本しかない場合は「終末技なし」になってしまいます。
女子選手の皆さんは少なくとも2本以上のタンブリングを行いましょう!

管理人の推しジムナスト

管理人が選ぶ床の推し選手はアメリカのケイトリン・オオハシ選手です!
2019年に彼女の大学生活最後の試合で見せた演技がSNSでバズったので覚えている人も多いかもしれません。

ケイトリン選手の魅力はキレキレのダンスと独創的な技の組み合わせです!
チームメイトたちもノリノリで踊ってしまうほど見る人を惹き込む力が圧倒的な選手で、
力強く楽しそうに踊る彼女の演技はまさにアメリカっぽさ全開です!

女子の床はその選手の個性がもっとも爆発する種目なので、
見ていて本当に楽しいですね!!

まとめ

今日は女子体操の華「床」についてザックリ解説してきました!

・使ってる器具は男子と一緒
・女子は音楽にのせて演技する
・ダンス系やターン系の技もせなあかんのに、アクロバットもガッツリ要求
・床は選手の個性が爆発するから楽しい!

また見に来てくれると嬉しいです!
ありがとうございましたー!!

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